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華雪 書展「心耳―みみをすます」

字を書くときには、その字のなりたちを調べる。
ひとつひとつの字すべてに意味とかたちと音があり、
それらは人々の間で用いられることで長い時を生きてきた。
字――それらが抱える歴史に耳をすます。
わたしたちが生きる”今”が照らされる。

書家 華雪さんの書展を開催します。
今回の展示は「篆刻」。
「篆刻」とは、日本人にはなじみ深いいわゆる「印章」のことですが
中国を起源とするもので、江戸時代に新しい中国の文化のひとつとして篆刻の技術が渡来し
日本の奈良時代より寺院を中心に用いられていた古印の研究とが相まって、
江戸時代の篆刻は「和様」としてのデザインを獲得していきました。

自分のアイコンとして、商いの屋号としての印など時代を超えて
あらゆるところで目にすることができる篆刻。
今回は書家としてたくさんのフィールドで活動されている
華雪さんによる篆刻作品をご覧いただけます。
石の形、文字の造形が生み出すデザインは人間味に溢れ
見れば見るほど興味深い世界を生み出します。
この機会にぜひご覧になってください。
みなさんのお越しお待ちしています。

華雪  書展  「心耳―みみをすます」
◎9月22日(土)〜10月5日(金)
◎13時〜20時(最終日18時終了)
※22日・24日は作家在廊。

華雪 kasetsu
1975 年京都府生まれ、東京都在住。書家。立命館大学文学部哲学科心理学専攻修了。
幼い頃に漢文学者・白川静の漢字字典に触れたことで漢字のなりたちや意味に興味を持ち、
以来、文字の表現の可能性を探求することを主題に、国内外で展示やワークショップを行っている。
主な展覧会として、山形ビエンナーレ(山形、2016 年)、高橋コレクション―メッセージズ(十和田市現代美術館、2015 年)、
水と土の芸術祭(新潟、2012 年)などがある。

 

展示期間中には篆刻を作るワークショップも開催。
華雪さんに教わりながら、彫刻刀でコツコツ石を彫って
自分だけのオリジナル篆刻をお作りいただけます。
ご用意いただくものはありませんのでお気軽に。
神戸六甲MONTO TABLEさんの当日特製のスイーツとお茶も
一緒にお楽しみください。

篆刻をつくるワークショップ
9月29日(土)14時〜17時(約3時間)
◎場所 iibagallery
◎参加費 6,000円(税込)
※材料費、お茶、お菓子付き
※予約制(定員8名)

お問い合わせとお申し込みはiiba galleryまでご連絡ください。

会期 2018.9.22 sat - 10/5 fri

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